COVID-19 と皮膚に関する記事(*1)を見つけたのでシェアします。
記事によると、COVID-19患者の約20%が皮膚症状を呈するとのことで、3つの主な皮膚症状である蕁麻疹・紅斑丘疹性湿疹・しもやけを挙げています。
蕁麻疹や紅斑丘疹性湿疹は、COVID-19に限った話ではないのですが、しもやけは特徴的と言えます。
しもやけと言うと、冷寒や動脈硬化症などにより末梢動脈が細く変化した結果、手指・足指の皮膚に血液が通わなくなり、皮膚の色が悪くなるイメージです。
しかし、しもやけ様皮膚変化が、暖かい環境下でも若くて健康な方でも見られるケースが多くなっているのです。
*2 などの報告にありますが、COVID-19と血栓症の関係性は明らかです。小さい血栓が末梢動脈を閉塞させ、しもやけ様皮膚変化を起こしているものと簡単に推察できます。
もし、”寒くもないのに指先や足先の皮膚色調が悪い”という方は、COVID-19も疑わなければなりませんね....。
*1
https://covid.joinzoe.com/us-post/skin-covid
*2
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jat/advpub/0/advpub_RPT001/_pdf/-char/ja
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