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コロナの弊害—悪性腫瘍の見落とし

顔面にできる皮膚腫瘍にはさまざまなものがありますよね。
粉瘤・ほくろ・脂腺腫・黄色腫・脂漏性角化症などは良性のもの、基底細胞癌や有棘細胞癌といった悪性のものに大きく分類されます。
悪性かな?と疑うポイントは、①色ムラがある ②直径が6 mm以上 ③時間とともにサイズが大きくなる( ▶︎ホームページ、コラム、こんな黒子は要注意)でした。
以前は”気になったらすぐ皮膚科または形成外科に!”でしたが、Withコロナのいま、出血や痛みがないと放置されてしまう傾向にあります。
なかなか見た目だけでは判断できないケースも正直あります。そのためにあるのが生検です。顔面の悪性腫瘍は、初期対応で結果が明確に分かれるため、悩んだら生検をオススメ致します!