形成外科専門医・美容精神科医のDrむね です。
過ごしやすい日がある一方、
ジワジワ・ムッとする日もあって、
過ごしにくい時期になってきましたね。
今回は、
・梅雨の時期、実際あったストーリー
・ストーリーを受けて、考えたこと
・まとめ
という内容で書きます。
よかったら、最後まで読んでくださいね!
最後まで読むと、
梅雨と肌荒れについて、知識が深まります。
🌱梅雨の時期、実際あったストーリー
設定は、都内総合病院・形成外科外来。
同科で働く、医師Aさん。
内科から一本の電話📞
「患者さんBの紹介です。足が荒れてて、滲出液が出ています」
「内科的に問題ないから、形成外科で、診てもらえますか?」
Bさんを診察することに。
Bさんは、ムシムシした日中でも、ピッチリしたタイツ・冬用長ズボンを履いていたのです。
Aさんは、
”汗疹(あせも)+真菌(カビ)感染”
と診断しました。
抗真菌薬を処方の上、通気性の良い格好を指導したところ、すぐに改善しました。
🌱ストーリーを受けて、考えること
大切なのは、変化についていくこと
悲しいことに、環境は、私たちに合わせてくれません。
私たちが、環境に上手に合わせる必要があります。
変化に合わせる、は簡単でない
思考が柔軟なうちは、苦でないのですが、
・好き嫌い
・体温調節障害
・認知機能の低下
により、変化に対応できなくなっていきます。
特に、40才以降、変化に弱くなる傾向があります。
上の例では、
・習慣化した、長タイツ
・頑固な性格
から、病気を作ってしまいました。
どうしたら、よいのか?
認知や性格を自ら正し、行動を変えることは、容易でありません。
しかし、季節の変わり目は、必ず、1年に4回やってきます。
この度に、上手く適応する必要があります。
オススメの対処法は、
・自分の肌を知る (乾燥肌? 湿性肌?)
・季節に変わり目は、洋服による微調整が重要であること、を理解する
・流行りの素材を試してみる
・困った時は、周りの意見を求める
です。
当たり前のことですが、実践することは、意外と難しかったりします。
まとめ
これから、過ごしにくい季節に突入します。
肌に現れやすい時期でもあります。
細かい調節はストレスでしかないですが、
積極的に、肌を守りましょう!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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