形成外科専門医・精神保健指定医・美容精神科医の Drむね です。
むねブログを見ていただき、ありがとうございます。
美容とココロをテーマに情報発信をしています。
突然ですが.....
美容外科手術では、予想通りにいかないこともあります。
例えば、
ヒアルロン酸を注入して、ボコ付きが生じてしまった症例。
「これは失敗だ!」
と医師を責め立ててしまったAさん。
結果的に、ボコ付いたオデコのままで過ごすことに。
冷静に考えると、
術前に、注入後のボコ付きリスクは説明されていたのですが.....
「言い過ぎたかな..... 」と色々考えましたが、後の祭り状態です。
今回のブログでは、
①Aさんの精神状態を分析し
②上手な解決策を考えたいと思います。
この記事を読むと、
美容施術を受ける前後の、ココロの持ち方を理解することができます。
ぜひ、最後まで読んでくださいね。
悩みを抱えていたAさん
Aさんは、年齢を重ね、オデコの凹みに悩んでいました。
Instagramから流れてくる
"まんまるオデコは正義!ヒアルロン酸で作れます!"
というメッセージ。
「オデコをふっくらさせて、若返りたい !」
Aさんのココロに火が点きました。
ハッピーになれるはずが.....
巷で大人気の、Bクリニックで手術することに。
注入直後は分からなかったのですが、
その後、ボコ付きが明らかに。
"高いお金を払ったのに....."という思いから、
医師や看護師を責め立ててしまいました。
再注入を提案されても、怒りは収まらず、
何も受け付けなくなってしまいました。
楽しみにしていた分、イライラも高まった
オデコをふっくらさせたら、
・前髪をあげられる
・人前に堂々と出られる
と意気揚々だったAさん。
予想外の結果(見た目)に
・失敗された上、お金を払うなんて信じられない
・施術した医師に苛立つ
と、自分のココロをコントロールできなくなってしまいました。
上手な解決策は何だったのか?
"誰が悪かったのか?"
"何が悪かったのか?"
と責めるのではなく、
"じゃあ、どうしたらよいのか?"
と前向きに考えるべきでした。
なぜなら、
最終的な目標は、
"綺麗なオデコを作ること"
だからです。
思考を切り替えることで、
誰かを責めている状況ではなくなり、イライラも自然と消えたことでしょう。
まとめ
美容手術では、思い通りにいかないこともあります。
もしもの場合には、
"じゃあ、どうしたらよいのか?"
と前向きに考えるようにしたいですね。
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