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【本の紹介】 美人の正体

美容外科医をしている身として、普段から


「可愛いって何だろう?」

「カッコイイって何だろう?」

「どうして、ヒトは、見た目を磨きたいのだろう?」


こんなことを考えます。


恋愛にしても、人付き合いにしても、見た目は大切な要素ですよね。


今回は、外見的魅力をめぐる心理学をテーマに書かれた、面白い本を紹介したいと思います。


<目次>


・第1印象は大切

・男性は、どんな相手を求めているのか?

・女性は、どんな相手を求めているのか?

・ヒトは、無意識に好選している

・美容外科医として目指すべきものは?



🌱 第1印象は大切


【1度植え付けられたイメージはなかなか崩れない】

これは事実です。


例えば、中学生や高校生だった頃を思い出してください。 入学直後、「コンタクトレンズにして、髪型に気をつけていたら、もう少し違ったかな〜」というような後悔、ありませんか? 



🌱 男性は、どんな相手を求めているのか?


男性は、健康的で若々しく、バランスのとれた体型を持つ女性を求めています。

つまり、幼型的な特徴を持っていて、WHRの小さいことがポイント。


幼型的な特徴とは、上部構造が大きいもの。

具体的には、額・目が大きい一方、顎が小さいタイプ。

ただし、口は例外で、大きい方が好まれます。


WHRとは、ウエストのくびれ、ヒップの張りを言います。



🌱 女性は、どんな相手を求めているのか?


女性は、平均顔を好む傾向にありますが、経済力も重視するようです。


平均顔とは、何人もの顔を重ねて出来上がる、平均的な顔を言います。


時と場合により、男っぽい男 or 女性らしさをもった男がを選択します。



🌱 ヒトは、無意識に好選している


【男性は、WHRのよい女性を、一瞬で見抜く力を持っている】 

という研究データがあります。


つまり、私たち人間は、自分に相応しい相手を、無意識的に好選していると言います。


また、選ぶ基準としては、「自分の子孫を、安心して残してくれる存在なのか?」があります。



🌱 美容外科医として目指すべきものは?


残念ながら、第1印象を作る上で、見た目は大切な要素です。

この本を読んで再考しましたが、”違和感のない・清潔感” を求めることは、ナチュラルに繋がると思います。



「ナチュラルって人工的に作るものか? 」という疑問は残るものの、数多くの選択肢が存在するいま、美容外科の力を利用してみたら如何でしょうか?