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脂肪吸引の結果は、推測困難

日に日にオペする機会が増えている、脂肪吸引。

1日に、同じ部位を2例以上施術することも頻回。

部位別では、大腿・ホホアゴ・お腹・二の腕が多くなっています。


同じ部位でも、全然違う…” 

これは、患者さんにとって意外かも知れません。


今回は、同じ部位を吸引してて感じていることを中心にブログ化してみようと思います。



✳︎ ヒトのカラダは、それぞれ違う


皮膚をつまむ行為を “ピンチする” と言います。

まず、吸引する前に、ピンチするだけで違いが分かります。

この違いとは、ピンチできる量、ピンチ後の戻りやすさです。


次に、脂肪吸引を始めると、違いに愕然とすることがあります。

脂肪の柔らかさ、硬さ(繊維質か?)です。

これは、カニューレという金属棒を、脂肪層に通す際の感触で分かります。



✳︎結果を分析してみると


吸い方が同じであっても、皮膚や脂肪の体質によって、結果は大きく変わります。


ピンチして戻りにくい皮膚・硬い脂肪(線維質の脂肪)では、思うように吸引できなかったり、たるみ易かったりする印象です。


なお、吸引直後は、浮腫がメインで分かりにくいことがあります。

3ヶ月の経過で、目に見えて分かるようになります。



✳︎ 仕上がりを推測するのは難しい


「術後ってタルミますか??」

「どの位、吸えますか??」


とよく質問を受けます。


同じ部位を吸っていても、皮膚や脂肪の体質により、経過を推測することは非常に困難です。


今後も、タルミにくくて、しっかり吸える工夫を研究していこうと考えています。


もしよかったら、Drむねに任せてくださいね〜