病気と治療:皮弁法

この記事を編集した医師 : 保坂宗孝 |  最新アップデート 2022年12月29日

皮弁法について。まずは、マーキング・局所麻酔から開始です。
皮下を剥離した後、皮弁を裏返します。脱脂及びアポクリン腺切除をします。
皮弁下に血腫や漿液腫ができないようにドレーンを挿入し、創部を縫合します。
手術で取れたアポクリン腺、エクリン腺、皮下脂肪です。

皮弁法手術手順
 
①ワキの有毛部をマーキングします(アポクリン腺は、同部に存在します)。切開線は1本または2本ですが、マーキングしたサイズによります。
②局所麻酔をします。
③マーキング部の皮下脂肪組織、アポクリン腺を切除します。
④ドレーン挿入、タイオーバー固定、綿花圧迫、包帯固定をします。
⑤術後2日目にドレーン抜去、5日目にタイオーバー除去、
7日目に綿花除去、包帯除去、抜糸